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映像関係の仕事20選!年収や仕事の種類・難易度や業界未経験から目指す方法までご紹介

映像関係 仕事
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映像関係の仕事はどんなものがある?
映像系の仕事の年収は?きついって本当?」そういった疑問を持つ人もいるでしょう。

近年、スマートフォンで手軽に映像作品が作れるようになり、SNSでは自主制作の映像作品が多く見られるようになりました。

その取っ掛かりやすさから、映像関係の仕事に興味を持つ方も増えてきているようです。

しかし、映像関係の仕事は種類が多く、働き方の観点から「やめとけ」「きつい」といった評判もあります。

テレビ番組等の映像製作における「働き方改革」の考え方

この記事では映像関係の仕事の紹介と、映像関係の仕事の年収や、未経験から映像関係の仕事に就く方法まで詳しく解説していきます。

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映像業界とは【仕組み・特徴】

映像業界とは、テレビ、映画、CM、動画配信サービス、Web動画など、あらゆる映像コンテンツの企画や制作、配信する仕事の総称です。

映像関係の仕事は制作職と技術職に分けられ、目指せる業種やキャリアも多岐に渡ります。

経験や作品などの実績が評価されれば、フリーランスとして業界内で独立することも可能です。

SNSや動画配信サービスの普及により、業界内全体でデジタル技術なども求められる仕事も増えました

変化の激しい業界ですが、幅広い分野で映像作品を生み出せるやりがいのある仕事が多いです。

参照:情報通信白書 令和6年版 | 総務省

映像関係の仕事一覧

映像関係の仕事は、作品や番組の規模によって仕事も変わってくるので線引は曖昧ですが、大まかに「制作」職と「技術」職の2つに分けることができます。

企画を考えたり指揮を取る仕事は「制作」職で、現場で機材を用いて撮影や編集をする仕事が「技術」職です。

ここでは「制作」職の映像関係の仕事9種と「技術」職の映像関係の仕事10種、少し特殊な例としてYouTuberの計20種の仕事をそれぞれご紹介していきます。

映像関係の仕事20選
職種 仕事内容
制作系 プロデューサー 企画の立案などを行う、全ての総責任者
アシスタントプロデューサー プロデューサーの補助
ディレクター スタッフの指揮をとる現場の総責任者
アシスタントディレクター ディレクターの補助
監督 ディレクターと同じ
監督助手 監督の補助
構成作家 番組や作品の台本を書く
制作デスク 各スタッフとの連絡や予算管理、問い合わせ対応など
リポーター 現場行き取材やリポートを行う
技術系
CGデザイナー CGグラフィックスを作る
アニメーター アニメーションを作る
映像編集者 撮影した映像を編集
カメラマン 映像の撮影
スイッチャー 生放送番組などで映像を切り替える
特殊メイクアーティスト 特殊メイク
美術スタッフ 美術全般を担当
照明スタッフ 照明全般を担当
音響スタッフ 音全般を担当
衣装スタッフ 衣装全般を担当
その他 YouTuber YouTubeの企画・撮影・編集・配信

映像関係の仕事|制作

ここでは「制作」に分類される映像関係の仕事をそれぞれご紹介していきます。

プロデューサー

プロデューサーは現場と制作を含む全ての総責任者で、プロジェクトのトップに位置する存在です。

企画の立案から始まりスポンサー集めやキャスティング、予算管理、また規模の小さい現場では弁当の手配まで様々な仕事を担当します。

アシスタントプロデューサー

アシスタントプロデューサーはプロデューサーの補助が主な仕事です。

プロデューサーの手の回らないところをサポートしたり、プロデューサーの指示に従って雑事を担当したりします。

ディレクター

ディレクターの仕事は言い換えれば「演出家」で、現場でスタッフを指揮する役割です。

その仕事は多岐に渡り、企画の立案やリサーチ、編集作業、撮影のロケ地や宿泊先を確保するなどの雑事も行います。

アシスタントディレクター

ディレクターの補助が主な仕事で、ディレクターになるための修行期間のようなものです。

ディレクターと同じく撮影前のリサーチから編集作業、機材チェックやスケジュールの作成、カンペの作成から現場の空気作りなど仕事が多く、体力と精神力を求められます。

監督

監督の役割は先述のディレクターと同じで、演出とスタッフへの指揮が主な仕事になります。

映画やCMなどでは「監督」という言葉が使われますが、テレビ番組などを制作する場合は「ディレクター」と呼ばれることが多いようです。

助監督

助監督も仕事内容はアシスタントディレクターと同じで、監督の補助です。

規模が大きい現場だと監督助手の中でも「チーフ」「セカンド」「サード」「フォース」と序列がつけられ、「チーフ」に近づくほど責任が大きい仕事を任されるようになります。

構成作家

構成作家はプロデューサーやディレクター(監督)と企画を考えてリサーチをし、台本を書くのが仕事です。

現場に同行することもあり、現場の流れによっては、その場で新しく台本を書き加えることもあります。

制作デスク

制作デスクはテレビ局や映像制作会社にある仕事で、番組や作品のサポートをする役割と言えるでしょう。

具体的には、各スタッフとの連絡やスケジュールの管理、予算の管理や精算、問い合わせ対応などアシスタントプロデューサーと同じような仕事内容となっています。

リポーター

リポーターとは、事故や話題になっている場所に赴き、取材などで情報収集をして、現場の状況をリアルに伝える仕事です。

時間や場所に関わらずどこにでも行けるフットワークの軽さと、現場で何が起こっても柔軟に対応できる臨機応変さが必要とされます。

映像関係の仕事|技術

ここでは「技術」に分けられる映像関係の仕事をそれぞれご紹介していきます。

CGデザイナー

CGプランナーとはコンピューターグラフィックスを使って2Dや3Dの映像を制作する仕事です。

CG技術の発展により、アニメやゲームだけでなく最近では映画でもよく使われ、映像制作になくてはならない仕事となりました。

ツールの使い方はもちろん、デザインや色のセンスも求められる仕事です。

アニメーター

アニメーターの仕事はアニメーションの絵を描くことです。

最近はデジタル機器で描くことがほとんどなので、画力だけでなくイラストツールへの理解力も必要になってきます。

映像編集者

映像編集は、撮影した映像のカット割りや色の調整、音やテロップを付けるなどの最後の仕上げをする仕事です。

どこでどのようなエフェクトを入れると映像が映えるのか理解していなくてはならず、照明から音まで様々な知識が要求されます。

カメラマン

カメラマンの仕事内容はスタジオやロケ先で撮影をすることです。

ただ映像を撮るだけではなく、ディレクター(監督)がどのような絵が欲しいのか汲み取る力が求められます。

はじめのうちは先輩カメラマンの機材の準備や、コードが絡まらないように導線を確保するなどサポートが主な仕事になります。

スイッチャー

スイッチャーとは、複数のカメラで撮影している時に映像を切り替える仕事のことです。

テレビ番組の生放送は編集ができないので、スイッチャーによる映像の切り替えで演出を付けていきます。

特殊メイクアーティスト

架空の生物や老けメイクなど、通常とは異なるメイクをする場合に呼ばれるのが特殊メイクアーティストです。

人体の骨格や筋肉のつき方に関する知識に加えて、想像力も必要になる仕事となっています。

美術スタッフ

美術スタッフは番組や作品内に出てくる装置や背景、出演者が使う時計まで全ての美術に関することを担当する仕事です。

小道具から大掛かりなセットまで様々なものを制作するので、手先の器用さや周りと連携できるコミュニケーション能力が求められます。

照明スタッフ

照明スタッフの仕事は、照明機材を使って光を作り出すことです。

照明によって映像の雰囲気ががらりと変わるので、映像関係の仕事の中でもとても重要な仕事になります。

照明機材の知識はもちろん、色に対するセンスや知識も必要です。

音響スタッフ

音響スタッフは音に関すること全般を担当します。

BGMやナレーションの挿入からマイクの位置を決めるところまで、音に関することは何でもこなします。

衣装スタッフ

衣装スタッフは、番組や作品に出てくる全ての衣装の提供や管理をする仕事です。

着る人にあった衣装を選ぶセンスはもちろん、現場でもしも衣装が破れたりした場合にはすぐに修復する技術もなくてはなりません。

映像関係の仕事|YouTuber

映像関係の仕事にはYouTuberも含まれます。

YouTuberはその仕事の性質上、「制作」と「技術」のどちらの仕事も行うので割り振りが難しく、「その他」に分類しました。

YouTuber

YouTuberは企画の立案から台本作成、撮影から編集・配信まで全て1人で行うのも多いため、自由度は高い分大変な仕事と言えるでしょう。

ただし、複数人でチームを組んで仕事を分担したり、一部の仕事を外部に発注することも珍しくありません。

映像関係の仕事の年収は?

ここまで映像関係の仕事の種類についてご紹介してきましたが、ここでは映像関係の年収についてご紹介します。

映像関係の仕事の年収は、所属している会社によって大きく異なり、また構成作家や監督などは作品売上によっても変わってきます。

YouTuberなどは年齢など一切関係なく、チャンネルの登録者数や視聴回数によって決まるので、全く稼げない人から1,000万円以上を稼いでいる人まで様々です。

職業情報を参考に平均年収を仕事別にまとめましたが、あくまでも目安にすることをおすすめします。

映像関連 職種別年収【目安】
職種 30代の平均的な年収
制作系 プロデューサー 約700~1,000万円
アシスタントプロデューサー 約400~500万円
ディレクター 約600~800万円
アシスタントディレクター 約400~500万円
監督 約400~500万円
監督助手 約300~400万円
構成作家 約300~400万円
制作デスク 約500~700万円
リポーター 約500~600万円
技術系
CGデザイナー 約300~400万円
アニメーター 約300~350万円
映像編集者 約300~400万円
カメラマン 約300~600万円
スイッチャー 約300~400万円
特殊メイクアーティスト 約300~350万円
美術スタッフ 約400~500万円
照明スタッフ 約400~500万円
音響スタッフ 約400~500万円
衣装スタッフ 約400~500万円
その他 YouTuber 0~約1,000万円

参照:映像編集者 – 職業紹介 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
動画制作 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
令和6年分 民間給与実態統計調査 | 国税庁

高い年収を得たいのならプロデューサーがおすすめ

映像関係の仕事の年収は、職種や会社によってまちまちとなっています。

もしもあなたが映像関係の仕事で高い年収を得たいのなら、プロデューサーを目指すことがおすすめです。

キー局と呼ばれる大手のテレビ局なら、プロデューサーになると年収1,000万円~2,000万円ほど稼ぐこともできるでしょう。

もっと年収を上げたいならフリーランスを目指そう

仕事の年収を上げたいのなら会社や事務所に所属するのではなくフリーランスとして働くことをおすすめします。

フリーランスになると収入が不安定になるというデメリットもありますが、報酬がそのまま自分に入ることや、仕事を好きに選べることもあり、高い年収を得ることが可能です。

ただ、未経験からいきなりフリーランスになっても仕事を得るのは厳しいと思うので、まずは技術と知識を蓄えて、1人でやっていく自信がついてからフリーランスを目指すのが良いでしょう。

映像関係の仕事はやめとけ・きつい?映像業界の現状

映像業界は動画コンテンツの拡大と技術の進化により、全体的に今後も盛り上がる見込みです。

ただし、映像関係の仕事は激務なこともあり、「やめとけ」という情報もインターネットで多数見受けられました。

なかには、勤務時間が長く、上下関係が「きつい」と感じる方もいるようです。

確かに、映像関係の仕事は体力が必要で、業界で有名になるためには独創性があるだけでなく新しい技術を積極的に取り入れられる人でなければ難しいです。

技術やクリエイト部門の職種であれば、デジタル化にマッチする高度なスキルや専門性を持つ人が重宝されるでしょう。

インターネットなどで個人で活動するクリエイター間でも映像制作の幅が広がり、競争は激化しています。

これからは従来の、テレビ、映画、CMなどの映像分野に加えて、ウェブ配信やVRなどの映像制作技術に需要が広がる可能性は高いでしょう。

未経験から映像関係の仕事に就くには

未経験から映像関係の仕事に就くためには「会社や事務所に就業する」「専門学校で学ぶ」「独学」の3通りがあります。

ここではその3つの方法について、それぞれ解説していきます。

会社や事務所に就業する

未経験から映像関係の仕事に就く最もオーソドックスな方法が、テレビ局や映像制作事務所などの会社や事務所に入社する方法です。

プロデューサーやディレクターを目指している方は、テレビ局にアシスタントとして入り、経験を積みながら目指していくのが一般的となります。

構成作家の募集もありますが、未経験不可の場合もあるので、応募する前によく募集要項を確認することをおすすめします。

特殊技能がいる仕事は専門学校へ

「特殊メイク」や「照明」「音響」など特殊技能が必要な仕事に就きたい時は、まず専門学校で知識と技術を学ぶことをおすすめします。

これらは自分で機材を用意することが難しいですが、専門学校なら整えられた設備や機材で学べます。

また、映像関係の仕事をしたい人達が集まるので将来役立つコネクションを作れたり、就職先を斡旋してくれるサポートで他よりも有利に就活を進めることが可能です。

また、こちらの記事で映像制作・動画編集のスクール・専門学校をご紹介しているので、気になる方は合わせてお読みください。

動画編集や監督は独学が可能

未経験から独学で始められる映像関係の仕事動画編集や監督などがあります。

短編映画などの映像作品を自主制作し、それをポートフォリオにして自分を売りこんでいきましょう。

ただし、指導してくれる人がいないので、なにか問題が起きても自力で解決しなくてはならないというデメリットもあります。

映像関係の仕事は制作職と技術職に分けられる

  • 映像関係の仕事は「制作」職と「技術」職に分けられる
  • 映像関係の仕事で年収が高いのはプロデューサー
  • フリーランスならより多くの年収が得られる
  • 未経験から制作関係の仕事に就くなら専門学校がおすすめ

こちらの記事では映像関係の仕事20選と、映像関係の仕事の年収や未経験から目指す方法についてご紹介しました。

映像関係の仕事は、企画の立案やスタッフへの指揮、連絡をとる「制作」職と機材を用いて撮影や編集をする「技術」職に分けられます。

映像関係の仕事は、所属する会社や職種によって大きく年収が異なってくるので一概には言えませんが、高い年収を得たいのならキー局の「プロデューサー」になることをおすすめします。そのほか、フリーランスになるのも年収を増やすのに向いています。

未経験から映像関係の仕事で就きたいのであれば、まずは専門学校で学ぶか、未経験可の会社や事務所に就職するといいでしょう。

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