「公務員試験は働きながらでも合格できるか不安」
「会社を辞めて勉強しようとしたけど、社会人が公務員になるのは難しい?」
「残業が多くて勉強時間が確保できそうにない。どうしたらいいか分からない」
仕事をしながら公務員試験の受験を検討している場合、このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
時間的に余裕がある大学生のライバルが多い公務員試験に、働きながら受かるには、生半可な覚悟では困難です。
社会人は忙しい身であるからこそ、試験勉強も戦略的に工夫しなければなりません。しかし、いくつかのポイントを押さえて勉強すれば合格はぐっと近づいてきます。
そこで、この記事では社会人が働きながら公務員試験に臨むのは可能か、また受かるための勉強方法などを紹介していきます。
- 働きながら公務員試験に合格することは可能か
- 働きながら公務員試験を受験する際のポイント
- 働きながらでも効率良く進められる公務員試験の勉強法
- 公務員試験は働きながらでも独学で採用を目指せるか
働きながら公務員試験に合格するのは無理?
転職などがポピュラーな選択肢になった今、働きながらの公務員試験合格を目指す方は大きく増えました。
そもそも、時間的に余裕のないことが多い社会人が公務員試験に合格するのは可能なのでしょうか?
難しいが不可能ではない
冒頭でも述べたように、社会人はその忙しさゆえにまとまった勉強時間が確保しにくいため、公務員試験に合格するのは至難の業だといわれています。しかし絶対に無理かと言われればそうではありません。
残業が多く発生していたり休日出勤が多かったりする状況にある社会人でも、コツコツと地道に努力を重ねれば充分に合格することが可能です。
道のりが辛いことは事実ですが、実際に官公庁の現場では社会人から上がってきた人も多いため、安心して勉強に取り組んで良いでしょう。
社会人採用の公務員試験の合格基準
社会人採用の公務員試験では、一次試験と二次試験の合算で合否を判定するのが一般的です。
ただ一次試験をボーダーすれすれで合格したとしても、二次試験の出来次第ではすぐに不合格になってしまうでしょう、そのため一次試験を余裕で合格できる学力を身につけておくと圧倒的に有利なのです。
実際の合格点などは公表されていませんが社会人採用試験の倍率は各自治体が公開しているため、自分のライバルがどれだけいるのかはしっかりと把握しておくようにしましょう。
公務員試験の種類と勉強時間の関係性
具体的な勉強戦略のことについて説明する前に、まずは働きながら公務員試験に合格するためにはどのくらいの勉強時間が必要なのかを確認しておきましょう。
平均では1000時間~1500時間と言われていますが、実際にどのくらいかかるのかについては受ける職種によって異なってきます。
大卒程度の知識が求められる国家総合職から、高卒程度で受かる地方中級レベルまで、平均の勉強時間を紹介していきます。
働きながら国家総合職試験に合格するのは至難の業
日本の中枢組織を担う将来の幹部候補生として採用されるのが国家総合職。中央官庁から裁判所など誰もが知っている施設で、全国転勤を繰り返しながら勤務するのが特徴です。
そんな国家総合職になるための勉強期間は、ゼロからのスタートでおよそ1年以上が必要だと言われています。
理由は東大や京大、早稲田大や慶應義塾大などトップレベルの大学生が受験する場合が多く倍率も高いため、非常に狭き門であるためです。
大卒程度の学力のほか、二次試験においては政策課題討議試験や企画提案試験が課されるので、他の職種よりも対策すべき点が多くなっています。
地方上級・国家一般職は1日数時間の勉強時間確保が必要
中枢機関で事務を行う国家一般職、また政策立案から福祉まで地方行政の多様な業務を担当する地方上級職も、大卒程度の試験であるためにレベルは高めです。
国家総合職よりは難易度は下がりますが、それでも平均6ヶ月~1年程度の勉強期間を見ておくと良いでしょう。1日数時間の勉強を行うことで合格が見えてきます。
地方中級~初級・専門職は比較的合格しやすい
地方初級・中級公務員や警察官、消防官などといった専門職の場合、おおよそ500時間程度の勉強量が必要です。
とはいえ、中級以下を専願で受験する人は少なく、地方上級を目指している人が滑り止めとして併願する場合も多いため、必然的に倍率は高くなってきます。採用人数もそれほど多い訳ではないため競争率は高いといえます。
基本的にはこの職種は高卒程度の知識であれば合格できますが、試験内容が比較的簡単であるぶん正確に速く解くことが求められるので、徹底的な勉強が望まれるでしょう。
働きながら公務員を目指す際に注意しておくべきポイント
学歴や職歴を問わず誰にでも門戸が開かれている公務員試験ですが、いくつか知っておかなければならないポイントがあります。
これらを知らず受験に挑戦するのは非常にリスキーですので、ぜひ注意してご覧ください。
注意点1】募集要項ごとの年齢制限をチェック
それは募集要項や採用試験ごとの「年齢制限」です。
基本的には30歳前後が目安ですが、全国的に見てみるとと最も若く設定されている自治体で26歳、最年長で39歳と制限が存在します。参考:人事院|国家公務員採用一般職試験
ズルズルと長く浪人生活を続けてしまって合格できなくなるという悲劇が起こらないようにするために、「何歳までに必ず合格する」と自分の中でタイムリミットを設けておくことをおすすめします。
自治体によって少し異なってくる上、年齢ごとに受験試験が組まれている場合があるため、自分が受験する予定の自治体の受験資格は必ずチェックするようにしましょう。
注意点2】どんな職種を目指すかで対策は大きく変わる
先ほど公務員試験の種類についてご紹介しましたが、受験先によって難易度は大きく変わってきます。
国家総合職の試験は大卒でも難しいことで知られていますが社会人受験では市役所も高倍率となっており、かなりの狭い門です。
また受験先によって試験内容が異なることもあり、中にはプレゼンテーションと言った試験以外の要素が取り入れられることもあります。
自分が社会人経験の中で培った要素を活かせるような受験先を選べれば、合格率を上げられるでしょう。
注意点3】面接対策の時間をとる必要あり
あまりイメージしにくいかもしれませんが、社会人の公務員試験では面接が合否を左右すると言っても過言ではありません。
公務員試験の一次試験は働きながらの社会人だけではなく、大学を卒業したばかりの新卒層も一緒に受験します。
学習時間の観点で不利な社会人が新卒に勝るためには、社会人生活で身につけた課題解決能力やコミュニケーション能力のアピールが必須です。
- 社会人として、自分にどんな強みがあるかをアピールする
- 自分が公務員になって何をしたいのか、具体的に想定する
- 前の職場を悪く言わない(待遇や環境、人間関係など)
上記の点にも気を付けて、ぜひ新卒の学生達にはない自分の強みをフルにアピールできる面接を心掛けましょう。
注意点4】合格できないことも前提としたライフプランを立てる
働きながら公務員試験を受けるというのは、時間だけでなく精神的にもかなり大変なことです。
そんな状態になると「仕事をやめて公務員試験の勉強に専念しよう」と考える方も多いはずですが、仕事をやめてしまうのは絶対におすすめしません。
通信講座等で学習の効率を高めることができれば、働きながらの社会人でも十分に合格を狙うことが可能です。
働きながら公務員試験に受かるために必要な勉強方法
社会人が時間的余裕のある大学生・浪人生に勝つためには、しっかりと戦略を練った勉強を行うことが必要です。試験勉強にかけられる時間が少ないのであれば効率重視になります。
とはいえ、受験のときなど今までそれほど勉強をしてこなかった人にとっては、具体的な勉強方法はイメージしづらいかもしれません。
ただ闇雲に勉強を行うのでは意味がないので、ここでちゃんと勉強のコツを押さえておきましょう。
勉強方法1】始める前にスケジュールを組む
参考書を開いて何も考えずに勉強開始、というのではなく、事前に「この月までにこの科目をマスターする」のように、試験までどのように勉強するのか計画を立てます。
事前にスケジューリングの知識や計画性がないまま勉強を始めてしまうと、ただ漫然と勉強するだけになってしまい、何も身に着かなくなってしまう可能性が高いからです。
まずは半年程度の中期的な計画を立て、1つひとつ苦手分野を潰していきましょう。
勉強方法2】1日平均3時間・休日6時間の勉強を続ける
公務員試験合格に必要な勉強時間はおおよそ1,000~1,500時間です。
例えば1,000時間勉強をするとしたら、1週間を通して1日3時間の勉強をすることになります。ただ土日は時間の融通が効く人が多いでしょう。
1,000時間ギリギリの勉強時間を狙うのではなく、余裕を持って土日は6時間以上学習を続けるのが理想的です。
勉強方法3】スキマ時間を使って勉強する
会社によっては繁忙期や閑散期があるために勉強できる時間にムラがあり、なかなか継続しにくいという人も多いでしょう。
そんな社会人におすすめなのが「スキマ時間を使い倒す」ことです。社会科目などの暗記物は通勤の電車や昼休憩の時間、また寝る前・起床後すぐなどに行うと良いです。
「今日は時間がない」という時でも、単語帳を眺めているだけでもだいぶ変わってきます。
そのため、スキマ時間でネットサーフィンやテレビを見るのではなく勉強に充てる習慣をつけると合格に近づくことができます。
勉強方法4】想定質問に対しては完璧な答えを準備しておく
次に必要な勉強戦略は、一次試験を突破した後の「人物試験(面接試験)」です。
中には筆記試験だけに気を取られて面接対策が疎かになりがち、という人も多いですが、近年面接試験は筆記試験以上に重要視されている傾向にあるため、侮らないようにしておきたいものです。
しかし学生よりも社会人の方がコミュニケーション能力・プレゼン能力は長けているため、面接対策に関してはかなりのアドバンテージがあると言って良いでしょう。
面接では自己PRや志望動機を論理的に説明することが求められますが、社会人が特に意識しておきたいのは「なぜ今の仕事ではなく公務員を選ぶのですか?」という趣旨の質問。
安定しているから、前職よりも給料が良いからは建前として、社会の役に立ちたいという思いを論理的に説明できると良いでしょう。
働きながら公務員試験に独学で挑むのは無理?
「働きながら公務員試験に独学で挑むのは現実的」「独学でも合格できるの?」というお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、「独学でも合格できる人は居るが、非常に困難」だといえます。
苦手科目の対策が独学だと難しい
社会人経験があることは非常に強みであるため、面接試験は想定質問への答えを用意しておくだけで良いでしょう。
しかし、筆記試験は国語・社会・数学・理科・英語と網羅的に学習しなければならないので、独学だとやはり難しいものがあります。
また、独学はモチベーションの維持をずっと一人で行わなければいけないこともあり、精神的に孤独、かつストレスフルになることは否めません。
通信講座などを活用して勉強するのがおすすめ
「1人では勉強できる自信がない」と思っている人におすすめなのは通信講座を利用することです。
通信講座は予備校とは違って学校に通う必要がなく、いつでも・どこでも勉強できることがメリットであるため、なかなか時間を取りづらい社会人も無理なく勉強を続けることができるはずです。
また、メリットはそれだけでなく、費用面に関しても予備校より通信講座は勝るものがあります。
固定費が学費に含まれていないので費用が安くなる傾向にあり、たとえ料金が嵩んでも公務員になった後に得られる賞与でペイできるため、通信講座はコストパフォーマンスに優れていると言って良いでしょう。
アガルートなら働きながら公務員試験合格を目指せる
公務員支援対策講座で最もおすすめする通信講座は「アガルートアカデミー」です。
2015年に新設された講座でありながら、司法試験分野において圧倒的な実績を誇ることなど、近年人気が高くなってきています。
また最近は大幅なリニューアルを行い、近年の人物重視の傾向を受けて、二次試験、面接対策を手厚くサポートするカリキュラムとなっています。
令和6年度の内定者数は75%超えとなっており、厚生労働省や地方上級など多数の合格者を輩出しています。
魅力1】1年を通してセールが行われ、リーズナブルに受講できる
通信講座でもどうしても10万円以上かかってしまうことが多いですが、アガルートでは年間を通してセールが充実しているので、比較的安く受講することができるのが特徴です。
国家総合職から専門職までカリキュラムが幅広く取り揃えられているのも嬉しいポイントといえます。
現在は公務員試験のキャンペーンは実施されていませんが、全講座最大20%割引される制度があります。
制度を利用するには特定の条件を満たしていなければなりませんが、対象であればお得に受講することが可能です。
- 友人紹介割引
- 再受講割引制度
- 再受験割引制度
- 他校乗換割引制度
- 家族割引制度
- グループ割引制度
アガルートは他社の講座に比べて割高なのは事実ですが、こうした割引情報を上手く活用することで充分に値段を抑えることも可能です。
魅力2】手厚いサポートを受けながらモチベーション維持できる
アガルートの公務員試験講座の良いところは、講師やスタッフからのサポートが手厚いことです。
通信講座ではどうしても物理的距離があるためにモチベーションを維持しにくいですが、アガルートでは「公務員試験ホームルーム」や1ヶ月に1度の定期面談が実施されています。
公務員試験ホームルームでは、プロの講師が公務員試験の最新情報や受験生が知りたい勉強のポイントなどをオンライン上で教えてくれ、かつチャットで質問も行うことができるため、勉強生活も孤独になりません。
独学で勉強をするとなると孤独感が最大のネックになるので、これを活用しない手はないでしょう。
魅力3】贅沢な内定者特典で合格発表が楽しみになる
アガルートの内定者特典では「受講料全額返金制度」と「内定お祝い金3万円プレゼント」の2つがあります。
前者はその名の通り受講に支払った料金が返金されるため、これ以上ない贅沢な特典と言っても過言ではありません。
合格さえすればそれに見合うだけのバックがある通信講座は稀有な存在でしょう。内定お祝い金3万円プレゼントでは受けた模試の費用や参考書の代金を相殺することができます。
合格したとき、それまで頑張ってきた自分への御褒美があると、勉強することも精一杯頑張ることができるのではないでしょうか。受講を決めた時には、是非ともこれらの特典を受けられるように取り組みましょう。
働きながら公務員試験合格は無理?試験に関するよくある質問
公務員試験には年齢制限がある?
一般的には大卒程度で29~30歳が目安ですが、経験者採用枠では最長59歳まで受験可能なケースもあり、これまでより緩和傾向です。受験前には必ず募集要項で年齢要件を確認しましょう。
働きながら公務員を目指すスケジュール・必要な勉強時間は?
試験5ヶ月前には全体学習を終えて過去問演習に集中する、予備校の活用も有効、といったスケジュールがベストでしょう。
働きながら公務員予備校に通える?
多くの予備校が社会人向けに夜間・週末コースや通信講座を用意しており、忙しい中でも学習時間を確保できるようカリキュラムが組まれています。
新卒で働きながら公務員を目指すことは可能?
スキマ時間の活用や学習計画の工夫、予備校の利用など、効率的な両立が成功の鍵となります。民間企業で培った経験や対応力は特に面接で強みになるでしょう。
働きながら公務員試験に半年で合格するには?
具体的には、最初の2ヶ月で数的処理・文章理解など重要科目を固め、残り4ヶ月で専門科目や時事問題、教養科目の自然・人文科学を網羅するスケジュールがおすすめです。
働きながら公務員試験に合格するには計画性が大切
社会人として働きながら公務員試験に合格するのは可能ですが、今までの勉強貯金が無い人にとっては非常に難しい挑戦になることは間違いありません。
合格を勝ち取るためにはスキマ時間も全て勉強に充てるほどの覚悟を持ち、強い意思を持って長期間勉強をすることが必要不可欠になります。
また、公務員試験には何といっても年齢制限があるため、年齢制限ギリギリの人にとっては焦りを感じざるにはいられないでしょう。
そこで力を借りたいのがアガルートの公務員試験対策講座。合格まで最短ルートで突き進めるカリキュラムを活用してみてはいかがでしょうか。