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X(旧Twitter)のシャドウバンチェックをする方法とは?確認後の解除方法や対策も紹介【体験談あり】

X(旧Twitter)で「リプライが返ってこない」「投稿が検索で見つからない」そんな経験があるなら、シャドウバンが原因かもしれません。

シャドウバンは通知もなく、気づかぬうちに投稿の露出が制限される措置です。

意図せず規制されるケースも多く、不安になる方も少なくありません。

この記事では、シャドウバンの仕組みや原因、確認方法、解除のヒントから予防策まで、初心者の方でもわかりやすいよう徹底解説します。

正しい知識でリスクを減らし、安心してXを楽しみましょう。

Contents
  1. X(旧Twitter)のシャドウバンとは?
  2. シャドウバンになる原因
  3. X(旧Twitter)のシャドウバンの種類4つ
  4. X(旧Twitter)のシャドウバンのチェック方法3つ
  5. X(旧Twitter)のシャドウバンの解除方法6つ
  6. 【持論】シャドウバンに解除方法はないのでは?
  7. X(旧Twitter)でシャドウバンされない対策
  8. X(旧Twitter)のシャドウバンのよくある質問
  9. まとめ:シャドウバン対策してX(旧Twitter)を楽しもう

X(旧Twitter)のシャドウバンとは?

シャドウバンとは、X(旧Twitter)運営による「不適切な行動に対する一時的なペナルティ」のことです。

”シャドウ”と呼ばれる理由は、ペナルティを受けたユーザーが気づきにくいからです。

X(旧Twitter)社からの通知はなく、いつの間にかリプライに返事がもらえなかったりフォローされにくくなったりします。

しかし、原因はすべてシャドウバンにあったのです。

X(旧Twitter)では、AIが自動的に不適切と思われるツイートを検知してペナルティを課しています。

そのため2025年7月時点では、特に心当たりがないのにシャドウバンで規制されてしまう事例もあるようです。

アカウント凍結との違いは?

シャドウバンと凍結の違いは、簡単にいうとペナルティの「重さ」です。

シャドウバンの場合、一部の表示は規制されても利用自体はできます。

ポストはフォロワーから見える(リプライは見えませんが)ため、情報発信をするだけなら大きなデメリットにはなりません。

対してアカウントが凍結された場合、X(旧Twitter)そのものを利用できなくなります。

「ログインできない」「投稿できない」といったわかりやすい症状が出て、発信活動が一切できなくなってしまいます。

シャドウバンになる原因

X(旧Twitter)では、自分では特に問題のないつもりでも、運営の判断でシャドウバンの対象になることがあります。

原因はさまざまですが、共通しているのは「不適切または不自然な行動」と見なされることです。

ここでは代表的な原因を紹介するので、心当たりがないか見直してみましょう。

投稿やプロフィールが不適切と判断される

暴力的・差別的・過激な表現など、利用規約に反する投稿はもちろんのこと、プロフィールに不適切な画像や文言が含まれている場合もシャドウバンの原因になります。

特に注意したいのが、センシティブな画像や過剰に露出の多いアイコン、攻撃的な文言などです。

投稿内容だけでなく、アカウント全体の印象が運営側の基準に引っかかると、アカウントの露出が制限されることがあります。

何気なく設定したプロフィールも見直してみるのが良いでしょう。

スパム行為・著作権侵害がある

スパム行為は、シャドウバンされる理由として最も多いもののひとつです。

短時間に大量のフォローやDM送信を繰り返す、同じ内容の投稿を大量にするなど、機械的な行動はスパム判定されやすいでしょう。

また、著作権で保護された画像や動画、音楽を無断転載した場合も、著作権侵害としてシャドウバンの対象となります。

健全なコミュニケーションの範囲で、オリジナルの投稿を意識することが大切です。

botツールを使用している

便利だからといって、自動フォローや自動いいねツールなど、botに近いツールの利用もリスクが高い行為です。

人間らしさのない不自然なアクションは、運営のシステムにスパムやbotアカウントだと判断される原因になります。

特に短期間でフォローやリプライが急増すると、アルゴリズムから怪しまれやすいので注意しましょう。

効率化したい気持ちは理解できますが、地道に運用するのが安全です。

他のユーザーから通報される

X(旧Twitter)には、ユーザーが不適切だと思うアカウントや投稿を運営に通報できる仕組みがあります。

仮に規約違反でなくても、攻撃的なツイートや迷惑がられるリプライを繰り返すと、通報が積み重なりシャドウバンされる可能性があります。

多くの人が不快に思う行動をしていないか、自分の投稿を客観的に見直すことが重要です。

特にビジネスや勧誘目的のリプライは嫌われやすいので注意しましょう。

大量フォローや複数アカウントでの同一操作がある

短期間に大量のフォローやアンフォローを繰り返したり、複数のアカウントで同じ投稿やいいねをしたりなど、不自然な操作は規約違反ではなくてもシャドウバン対象になります。

これらの行動は「世論操作」や「組織的なスパム活動」と誤認されやすいため、あくまで自然なペースで運用することが大切です。

1日のフォロー数や同時に運営するアカウント数も控えめにしましょう。

誤った判定の可能性もある

忘れてはいけないのが、シャドウバンの原因が必ずしも自分のミスや規約違反とは限らないという点です。

急激なフォロワー増加や一時的にハッシュタグが過剰に使われた場合など、アルゴリズムの誤判定で規制されることもあります。

また、嫌がらせ目的の通報による誤検知も少なくありません。

焦らず時間をおいたり、運営に問い合わせたりすることで解除されることが多いでしょう。

X(旧Twitter)のシャドウバンの種類4つ

X(旧Twitter)のシャドウバンには、おもに4つの種類があります。

シャドウバンの種類 検索表示 リプライ表示
Search Suggestion Ban ×
Search Ban ×
Ghost Ban ×
Reply Deboosting ×

タイムリーに規制されている可能性のある方は、症状に照らし合わせながら確認してみてください。

Search Suggestion Ban(サーチサジェッションバン)

Search Suggestion Banとは、検索結果にツイートが表示されにくくなるバンのこと。

X(旧Twitter)は検索結果に優先順位をつけてツイートを表示させており、シャドウバン時には優先順位が低くなります。

ツイートが不適切(センシティブ)コンテンツの扱いを受けるのも特徴です。

「センシティブな内容を含むものを表示しない」と設定しているユーザーにツイートが表示されなくなって拡散力が弱くなります。

Search Ban(サーチバン)

Search Banでは、検索結果にアカウント・ツイートがまったく表示されなくなります。

たとえば「@ugo_fukugyo」と調べると通常は僕のアカウントが最上位になりますが、規制時には見られません。

シャドウバンの目視チェック方法

Search Banの怖いところは、ハッシュタグ(#)を付けたツイートも表示されないこと。

ブログ記事を拡散するためにハッシュタグを付けている方にとっては、集客面で手痛いシャドウバンといえるでしょう。

Ghost Ban(ゴーストバン)

Ghost Banになると、自身のリプライが第三者から見えなくなります。

また送信先に通知がいかないため、必死にリプライしても「誰からも返信がない…嫌われたかな…」なんて悩むことになるわけです。

Ghost Banの状態で試してみた結果、返信をもらえたのはプロフからリプを確認してくれた方のみでした。

Reply Deboosting(リプライデブースティング)

Reply Deboostingでは、自分の送信したリプライが「返信をさらに表示」に隠されてしまいます。

Reply Deboostingが適用された場合

別名「スレッドバン」とも呼ばれ、ツイートが人の目に触れにくい状態になるのが特徴です。

X(旧Twitter)のシャドウバンのチェック方法3つ

続いて、X(旧Twitter)のシャドウバンのチェック方法を紹介します。

チェックツールを利用する

ありがたいことに、世の中には無料で利用できるシャドウバンのチェックツールがいくつかあります。

王道のシャドウバンチェックツールは、以下のとおりです。

使い方は、URLをクリック後にユーザー名(@〜)を入力するだけ!注意点として、チェックツールごとに判定が異なることがあるようです。

Shadow Ban Checkerの場合

Shadow Ban Checkerの場合
Shadow Ban Checkerの場合

ShadowBirdの場合

ShadowBirdの場合
ShadowBirdの場合

X(旧Twitter)シャドウバンテストの場合

X(旧Twitter)シャドウバンテストの場合

赤色で表示されているのが、シャドウバンの対象になっている項目です。

Shadow Ban Checkerはすべてが赤く、ShadowBirdとX(旧Twitter)シャドウバンテストは「Ghost Ban」を除いたすべてが赤くなっています。

別アカウントで目視確認する

シャドウバンをチェックするとき、間違いないのが別アカウントから目視確認する方法です。

やり方は簡単。別アカウントから自分のユーザー名を検索するだけ。

ユーザー名を検索したとき

シャドウバンの目視チェック方法

検索結果を見たとき

シャドウバンの目視チェック方法

会話の詳細を見たとき

シャドウバンの目視チェック方法

別アカウントで見たときの姿が、他ユーザーから見えている(見えていない)あなたになります。

検索結果をチェックする

シャドウバンの確認方法のひとつとして「検索結果をチェックする」方法もあります。

特別なツールを使わず、自分でできる簡単な確認手段です。

X(旧Twitter)からログアウトするか、別のブラウザのシークレットモードを利用して、自分のアカウント名や特徴的なツイート内容を検索窓に入力してみましょう。

もし通常通りに検索しても自分のツイートやアカウントが出てこない場合、シャドウバンの可能性があります。

ただし、検索結果は投稿のタイミングや内容、設定によっても表示されないことがあるので、他の確認方法と組み合わせるのがポイントです。

なお、非公開アカウントの場合は検索に表示されない仕様なので、公開アカウントでのみ有効な方法です。

X(旧Twitter)のシャドウバンの解除方法6つ

続いて、X(旧Twitter)のシャドウバンの解除方法を6つ紹介します。

放置or利用頻度を減らす

シャドウバンになった場合、数日〜1週間はX(旧Twitter)を放置するのが推奨されています。

筆者は完全放置せずに利用頻度を抑えただけですが、それでも数日でシャドウバンは解除されました。

個人的な意見ですが、放置するorしないは関係ないかなと。

単に、X(旧Twitter)側のバン解除処理が数日かかるだけと思われます。

原因ツイートを削除する

不適切なツイートでシャドウバンされた場合、原因ツイートを削除するのが解除の近道です。

X(旧Twitter)社がNGワードを公開しているわけではないため、少しでも怪しいツイートは削除しましょう。

X(旧Twitter)社に異議申し立てをする

シャドウバンの心当たりのない方は、X(旧Twitter)のヘルプセンターに異議申し立てをするのも手です。

例文を用意したので、「ヘルプ – X(旧Twitter)を利用する」→「ツイートに関してサポートが必要です」の順で進んでからメッセージを送ってみましょう。

<送付メッセージの例>

はじめまして。

○月○日から、弊アカウントのツイートが他者に表示されない状態になっております。

いわゆる「シャドウバン」と呼ばれるものと予想されますが、当方では違反行動をした覚えがございません。

お手数ですがご確認いただき、問題なければ解除を・問題があれば対応策をご教授いただけませんでしょうか?

以上、何卒よろしくお願いいたします。

ユーザー名を変更する

ユーザー名(@〜の部分)を変更する、というシャドウバンの解除方法があるようです。

ただし、ロジックは完全に不明です。

あまりにも信頼性が低い&ブログ内のX(旧Twitter)リンクを差し替えなければならない、の2つの理由から筆者は試しませんでした。

興味関心のチェックを外す

X(旧Twitter)には、広告配信やタイムラインに影響を与える”興味関心”の項目があります。

調べてみると、「チェック項目が多いとシャドウバンの対象になる」と書かれたサイトがいくつか見られました。

とはいえ興味関心の項目は、X(旧Twitter)を始めたときに自動的に全チェックされるものです。

おそらく存在すら知らない方がほとんどなので、シャドウバンの原因とは考えにくいでしょう。

ダメ元で試したい方は、「設定とプライバシー」→「プライバシーとセキュリティ」→「広告の環境設定」→「興味関心」から設定できます。

パンケーキの画像を投稿する

一時期、X(旧Twitter)では「パンケーキの画像を投稿するとシャドウバンが解除される」と話題になりました。

参考:「シャドウバンされた場合はパンケーキの写真をアップするとシャドウバンが解除される?」という噂が流れる。

しかしパンケーキの画像とシャドウバンには、あまりにも因果関係がありません。

時間経過でシャドウバンが解除されたタイミングとうまく合致して、おもしろおかしく語られているようですね。

【持論】シャドウバンに解除方法はないのでは?

完全に持論ですが、シャドウバンに解除方法はないのかもしれません。

もちろん明らかに不適切な言動をしていたら、該当ツイートを削除するのが最善。

しかし過剰なフォロー・フォロー解除など、取り返しのつかない違反は「時間経過」でシャドウバンが解除されるのかなと。

事実、僕は過去に2回シャドウバンの対象になりましたが、1回目はほぼ放置で解除されました。

2回目は利用頻度を減らしたりX(旧Twitter)に問い合わせたりしましたが、いずれにせよ解除までの期間は1〜3日です。

シャドウバンを解除された時は「対策の効果が出た!」と感じました。しかし考えてみると、単に時間経過で解除された可能性もあるなーと。

真実はX(旧Twitter)社のみぞ知るブラックボックスです。

気にしすぎると精神衛生上よくないので、違反した自覚がないなら普段どおりにX(旧Twitter)を利用するのがいいかもしれませんね。

※ただし1週間経っても解除されなければ、自分のツイートや利用方法を見直しましょう。

X(旧Twitter)でシャドウバンされない対策

シャドウバンは一度かかると投稿の露出が減り、集客やフォロワー獲得に悪影響を及ぼします。

運営の判断はアルゴリズムによる部分も大きく、必ずしも「悪意ある行為」をしていなくても対象になることがあります。

しかし、日頃から一定のルールやマナーを意識していればリスクを最小限に抑えることが可能です。

ここでは、実践しやすい4つの対策を紹介します。

X(旧Twitter)の利用規約を守る

シャドウバンの最大の原因は「規約違反」です。

暴力的な投稿、差別的な発言、性的・違法性のある内容など、Xのポリシーに抵触するコンテンツは厳しくチェックされています。

プロフィール文やアイコン、ヘッダー画像などに不適切な表現が含まれている場合も対象となる可能性があります。

たとえ軽い冗談のつもりでも、他人を傷つけるような言葉や、無断転載された画像などは避けましょう。

安心して運用するためには公式ヘルプでガイドラインを確認し、日頃から規約を意識することが大切です。

投稿頻度に目を向ける

短期間に大量の投稿を繰り返す「過剰な活動」も、シャドウバンの原因になります。

特に同じ内容の投稿を何度も行ったり、連続でフォロー・リプライ・いいねを繰り返したりすると、スパムアカウントと判定されやすくなります。

アルゴリズムは「人間らしい自然なペース」を好むので、投稿は質を重視しつつ無理のない頻度で行いましょう。

運営の判断基準は公開されていませんが、1日に何十回も一方的な投稿やフォローをするような運用は控えるのが無難です。

外部リンクを極力入れない

外部サイトへのリンクを頻繁に投稿するアカウントも、低品質なスパムアカウントと認識されやすい傾向があります。

特に短縮URLや、アフィリエイトリンクばかりのツイートが続くとシャドウバンのリスクが高まることも。

リンク自体を禁止されているわけではありませんが、フォロワーに価値ある情報を届ける意識を持ち、宣伝色の強いツイートばかりにならないよう心がけましょう。

外部リンクは適度に、投稿全体のバランスを考えるのがポイントです。

ハッシュタグを使いすぎない

ハッシュタグは投稿のリーチを広げる便利な機能ですが、過剰に付けすぎると逆効果になる場合があります。

1つの投稿に大量のハッシュタグを付けたり、毎回似たようなタグを機械的に繰り返したりすると、スパム行為と判定されるリスクがあります。

目安としては、1〜3個程度の関連性が高いタグに絞ると自然です。

むやみに流行りのタグに便乗するよりも、投稿内容に合ったハッシュタグを厳選することが大切です。

X(旧Twitter)のシャドウバンのよくある質問

最後に、X(旧Twitter)のシャドウバンに関するよくある質問に回答します。

シャドウバンが解除されるまでの日数は?

シャドウバンが解除されるまでの日数は、1日〜1週間くらいと言われています。

筆者がシャドウバン(2回)を適用されたときは、1回目:3日 / 2回目:2日で解除されました。

とはいえ原因になる問題行動が続いている場合は、1週間経っても解除されない可能性が高いでしょう。

新しいアカウントはシャドウバンされやすい?

一説では、作成日からまもないアカウントはシャドウバンされやすいと言われています。

最大の理由は、運用日数が少なくてアカウントに「信頼」が蓄積されていないからです。

おそらく新規アカウントによる荒らしや、ビジネス勧誘が横行していることが背景でしょう。

X(旧Twitter)でやりたいことがあっても、最初の1ヶ月くらいは大人しくしておくのがおすすめです。

まとめ:シャドウバン対策してX(旧Twitter)を楽しもう

シャドウバンは、利用規約違反や不自然なアカウント運用が原因で発生する可能性がありますが、誤判定でかかることもあります。

ツールや検索結果で定期的に確認し、万が一規制されても慌てず、原因を見直して適切に対応することが大切です。

普段から規約を守り、投稿頻度やハッシュタグ、外部リンクの使い方に注意すればリスクはぐっと下げられます。

シャドウバンを恐れすぎず、日々の運用を見直して、より多くの人に届くアカウントを目指しましょう。